【英雄伝説 黎の軌跡】の感想

ゲーム
発売日2021年9月30日(PS4)
プレイハードPS4→PS5
プレイ時間約60時間
プレイ動画これ
公式サイトここ
お気に入り度アニエスが居なければ切ってた★★★☆☆

◆前置き 購入に至った経緯など

軌跡シリーズ」といえば聞いたことがある人は結構いるのではないだろうか。自分も何となく知っている程度で、アニメ調のキャラデザとそのキャラの豊富さから面白そうだなと興味はあった。だが調べてみるとシリーズが多くてどれから手を出せば良いやらわからないし、それぞれナンバリング作品で話もガッツリ繋がっているらしく、途中からやるのは骨が折れるだろうなと断念していた。
軌跡シリーズといえば閃の軌跡の印象が強い。これだけでナンバリング4作、ほかに空、零、碧、創(の軌跡略)などがある。
そういった理由で手を出すのを躊躇していた時、軌跡シリーズの新作が出るという。世界観は他のシリーズと共有しているが、話自体は独立した新しいものが始まる。新しく手を出すなら今、この「黎の軌跡」しかないと思った。ヒロインも可愛くてキャストも良い。購入を決意した。長ったらしく書いたが、本当はアニエスのおっぱいに釣られて購入したくなったのが動機の9割を占めており、シリーズだ何だのと取ってつけた理由は1割程度くらいしかない。
セーターでおっぱいって、ふわふわしてそうでたまらんよね
購入→(積み上げて1年経過)→プレイ開始→(途中怠くて中断、1年経過)→プレイ再開、クリアということで購入してからクリアするまでに2年かかりました。間が空くたびにゲームに関する記憶は、このおっぱい以外はきれいさっぱり消えていた。このおっぱいが俺と黎の軌跡をつなぐ絆の象徴であり、これは生涯心の中に永遠に残り続ける。

◆どんなゲーム?

主人公は裏解決屋(スプリガン)のヴァン・アークライド。裏解決屋とは、警察に頼めないような内容の依頼を引き受けて解決するという仕事。そんな彼におっぱい魔神このゲームのヒロインであるアニエスがとある導力器の捜索を依頼する。全部で8つあるらしい。そしたらそれがとんでもない力を秘めている代物で、それを巡って主人公が謎の力に目覚めたり、超常現象が起きたり、利用しようとする裏組織が暗躍したり等とんでもない話が展開していく。
きっとヴァンもおっぱいガン見してる
ジャンルはいわゆるJRPGだが、特徴的なのがバトルシステム。3Dアクションのようなバトルと、ターン制のバトルを切り替えるという他には無い(多分)システムになっている。任意のタイミングで切り替える事が可能で、どちらか好きな方でバトルを続けることも出来るし、アクションとターン制を交互にやって進めることもできる。ゲームの仕様的には切り替えていく方がバトルで有利になるようになっている。

◆遊んだ感想・良かった点

・豊富なキャラとキャラ同士の関わり

とにかく登場するキャラが多い。プレイアブルのキャラだけで8人。ほかにもストーリーに登場するサブキャラクターが豊富で、一部のキャラはゲスト加入して操作する機会もある。
キャラクターのほとんどは裏解決事務所、ギルド、中華系マフィアや敵組織などの勢力に属しており、それぞれがいろいろごちゃごちゃやり合っている。いろんなキャラの関わりを見る事ができるのも面白いポイント。
手前二人は解決屋事務所。奥は左からギルド、教会、中華マフィアで所属がバラバラ。赤髪以外は操作する機会がある

むさくるしい男詰め合わせ

主人公はクセが強いがなかなか魅力がある。どこか冷めたような、達観したような雰囲気で既にアイデンティティが確立されているのかなと思いきや、仲間の関わりを通じて彼は彼なりに成長していく。いろいろやばい過去もある。
初っ端からソファで寝てる衝撃

・ストレスのない雑魚戦

ターン制の戦闘は、フィールドを歩いて敵と遭遇する度に画面が切り替わってコマンド選択して〜と最初は面白いけど繰り返されると時間がかかりストレスになるようなものが多い。しかしこの黎の軌跡ではそのターン制の戦闘は残しつつ、アクション要素が取り入れられたことでストレスのない一味違った雑魚戦を楽しむ事ができた。ただボス戦はターン制バトルのみで進められる。
基本的には、アクション攻撃→スタン→コマンドバトル突入の流れで戦闘を進めていく。アクションパートでは回避もでき、スタンさせればコマンドバトルで相手に行動させることなく強力な一撃を喰らわせることができるので、上手くハマれば敵を完封することができる。アクションからコマンドへの切り替えもシームレスなのでサクサク進められる。このシステムのおかげで雑魚戦を楽しみながら進めていく事ができた。

・グラフィックがとてもきれい

キャラクターの3Dモデルが非常に好みだった。どのキャラクターも非常に綺麗に作られていたが、特に女性キャラは魅力があった。ここではそんなキャラクターモデルについて。自分の性癖に基づいていくつか記載していく。
まずはメインヒロインであるアニエス。特徴というか目立つのは明らかに主張が激しいOPPAI。異常すぎる。このOPPAIのためにゲームを買ったと言っても過言では無い。
やっぱヴァンさんガン見してたんだ。
ストーリーをクリアして2周目を始めると、ゲーム中で登場した衣装の差分を着せる事が可能となる。そして彼女のこの衣装である。もともと異常だったOPPAIがさらに強調された上に、いやらしいボディラインがくっきりと現れ、生足まで拝む事ができる。アアアッ、これはやばいですよ。
ムフフ
アニエスがヤバすぎるので、他は軽く紹介する。2番目はフェリ小さい体に反して脚が結構ムッチリしている気がする。プレイ中はずっと猫耳のアクセサリーを付けていた。とても可愛い。
脚がいい感じに映ってる絵が見つからなかった。
ムチムチさでは負けていない、シズナ。正式な仲間では無いが、途中ゲストキャラとして操作することができる。刀×美少女は良い
こういうキャラも癖

◆遊んだ感想・残念だった点

・サブクエが怠い

RPGにはメインの目的以外にサブクエストと呼ばれるものがあり、本作にもこれが存在する。自分の中での一般的なサブクエストの認識は、任意に受けることが出来てメインの目的を達成する道中についでに達成するかクリア後のやり込みくらいのものであったのだが、黎の軌跡ではどうやら大きく異なるもののようだった。
横乳
黎の軌跡では「4spg」という名前で、裏解決屋に仕事が依頼されるという形でサブクエストを受注する。まず、この4spgを一定数クリアしないとストーリーが進まないのでサブクエストの達成が「強制される」。任意に受けるものではない。
右側の赤い!マークは次の目的(必須)。4spgに対応することがストーリーを進めるための必須条件になっている。
強制されるなら、そもそもコレってサブクエストじゃ無いのでは?とも思ったが、クエストの内容は本編のストーリーと一切関係のない話なのでサブクエストと認識せざるを得ない。しかもほとんどたいして面白くないので、純粋に4spgをクリアしたいという動機が生まれない
話の内容はどうでもいい
ものによってはクリアするまでかなり時間を要する。時間のかかるサブクエストは時間がかかるからこそ、本編と並行して達成する事が最も効率的でストレスがないと考えていたが、今回はそれが出来ない。クリアしないと本編に進めないので単純に怠い。
4spg内での行動によってカルマ値のようなものが変動。5章の展開に影響する。
簡単にまとめると、サブクエストを本編のスキマにぶち込まれる。長いしたいして面白くない上にクリアを強制させられるので怠いということである。更に本編の進み具合も仲間が全員加入するまではパッとしないものだから、これのせいで一旦プレイをやめた。

・中途半端なボイス

このゲームはフルボイスではない。自分はキャラクターがセリフを全て読み上げる前に飛ばしてしまうので、フルボイスでないこと自体は特に気にしてはいないのだが、ボイスの挿入の仕方に違和感がある。
初登場時にCVまで表示する(結構珍しい)のに、フルボイスじゃない!?と突っ込みたくはなる。おっぱいにも突っ込みたくなる。
一つの会話のシーンの中で、喋るキャラと喋らないキャラが存在する。例えば新しく出てきたキャラはそのシーンの中でずっと喋り続けるが、相対するレギュラーキャラはそのシーンで全く喋らないというようなものがある。目で読んだら飛ばすから別に構わないのだが、なんとなく気持ちが悪い。

◆全体を通した雑感

ゲームとしては面白かった。やはり見た目が綺麗な女の子キャラを操作するのは目の保養にもなるし、ボイスで耳も清潔に保たれ、そして楽しい。キャラゲーとしては最高のゲーム。
ムフフ。しかもCV小倉唯&伊藤美来やねん。
しかしながらストーリー部分はテンポが悪い。無駄な作業(4spg)でプレイ時間を引き伸ばされている感が強かった。まあ今時、フルプライスのゲームであっという間に終わってしまうとよく叩かれてしまうが、つまらない時間が長く続くよりかは凝縮した面白い時間を過ごした方がタイパが良いなと思う。
そして次回作、黎の軌跡Ⅱのプレイへ突入する。一応Ⅲまでは続くらしい。どうか4spg周りが改善されることを祈る。また購入してから1年経過したが、クリアしてない。

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