【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】の感想

ゲーム
発売日2023年5月12日
対応ハードswitch
プレイ時間約60時間
プレイ動画ここ
公式サイトここ
お気に入り度神★★★★★

◆前置き 購入にいたった経緯など

Switchを持っている人で知らない人はいない「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の続編。ゼルダシリーズの作品はそれぞれのストーリーが地続きになっていることがほとんど無く、時系列や世界線が異なるようなものがほとんどだった。そんなゼルダシリーズで直接的な続編が出る、しかもあの大作ブレスオブザワイルドの続編ということでかなりの注目を浴びていた。
ゼルダシリーズはそれほどプレイの経験はない。しかし、ブレスオブザワイルドはプレイしており、神ゲーだったことは鮮明に記憶していたので、そんなブレワイの続編が面白くないわけがないと思ったので即購入を決意した厄災の黙示録?知りません。

◆どんなゲーム?

書く必要あるんですかねストーリーは、前作から何やかんやあって厄災ガノンの本体であるガノンドロフが完全復活。魔を祓う聖剣マスターソードは朽ち果て、ゼルダ姫はどこかに消えちゃって、大事な英傑の一張羅も剥がされた上に右手がピカピカ光ってる。そんな絶望の状況に立たされたリンク。
しかしその右手は古代文明の叡智によるもので、リンクの絶命しかけた命をなんとか繋ぎ止めていた。右手に宿る謎の男の導きに従い、物を合体させたり天井を突き抜けたりする不思議な能力を手に入れたリンクはゼルダ姫を探し出し、ガノンドロフを倒すための旅に出る。こんな感じでしょう。
そんで旅に出た後はどこに行ってもいいし何やってもいいってのがゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムです。雑?そもそも、こんなもの読んでる暇があったらゲームをプレイしたほうがい。

◆遊んだ感想・良かった点

・本当になんでも出来るようになってしまった

前作のブレスオブザワイルドでは、シーカーストーンの能力によって色々悪さをすることができた。代表的なのは丸太にまたがって空を滑空する通称「桃白白」だ。
しかしながら、今作ではなぜかシーカーストーンが失われてており前作と同じような悪さが出来ない。おそらく開発側が想定していない挙動であったとはいえ、ブレワイを神ゲーたらしめる一要素が失われてしまう。これは発売前誰しもが不安に思っていたことだった。
だが実際は新たな右手の能力「ウルトラハンド」、新アイテム「ゾナウギア」により予想を遥かに上回る悪さが出来るようになってしまった。桃白白と同等いや、それ以上のことが出来るようになってしまったのだ。
「ウルトラハンド」は動かせるオブジェクトを自由自在に運び、オブジェクト同士をくっつけることができる「ゾナウギア」は燃料が続く限り動き続けるもので、ロケットや車輪、火炎放射器など種類は多岐にわたる。ウルトラハンドによって様々なオブジェクト、ゾナウギアを組み合わせてくっつけることで小学生の頃に作った自由工作みたいなものをゲーム上で生み出すことができてしまう。これだけで時間が溶けていく。
一度作ったものをそのまま再現できる「ブループリント」という能力も解放されるので、好きな場所好きな時に創作物を召喚することができる。自分の作ったものでダンジョンの謎解きを破壊したり、地形を無視して進んだり、強力な敵を一方的に虐めたりなど発想次第でなんでもできてしまう。

・冒険するフィールドの異常な広さ

前作ブレスオブザワイルドの時点で冒険の舞台はオープンワールドと化した広大なハイラル全土。これ以上広げる余地はない。そして今作も冒険の舞台は変わらないのだから、作中の時間経過で多少景色が変わる程度だろうと誰しもが思っていたに違いない。
確かにハイラルの大地についてはその通りになった。しかし今作では冒険の舞台に地上と同程度の規模である空と地下が追加されてしまうという。また予想を上回る形でボリュームが増えてしまった。単純に考えればフィールドの規模は前作の3倍となる。イカれている。
いろんな場所を探索して、様々な発見をするのがこのゲームの楽しみの1つ。よく記憶を消してやり直したいといわれている、楽しみの要素がそのように拡張されたことは非常に嬉しかった。しかしすべて制覇するには時間が足りない。

・仲間との共闘がアツい

今作ではガノンドロフ復活による影響の調査、ゼルダ姫の捜索という名目で各地を巡ることになる。いろいろ巡る中でボスの存在するダンジョンを攻略することになるのだが、リンク1人の力では攻略していくことができない。仲間と力を合わせて攻略していく。その展開が胸熱。仲間が増えていくRPG的な感覚も楽しめた。

◆遊んだ感想・残念だった点

ない。強いて言うならカッシーワさんがいないこと、パーヤが寝取られそうになって頭破壊寸前になったこと。

◆全体を通した雑感

シリーズの大作は続編に対して大きなハードルとして立ちはだかる。ユーザーの続編に対する期待値が高く、イマイチだった時の反動がとてつもなく激しい。未だにアド2が云々と言われてるシリーズがいい例だ。もうすでにかなり神格化されてしまったブレスオブザワイルドの続編に対する期待はとても大きい反面、そういったハードルの高さから正直少し不安だった。しかし誰もが予想できなかった自由度の拡張、ボリュームの大きさ、最高のストーリーを携えて現れた。こんなゲームがあっていいのだろうか。こんなゲーム2度と現れない。記憶を消してもう一度やりたい。
ブレスオブザワイルドの時も同じことを言っていたことについては記憶を失っていた。
最後の展開は鳥肌ものだった

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